刀剣コスプレを始めてみよう - 刀剣ワールド
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毎年「世界コスプレサミット」が開催される名古屋は、今や世界中のコスプレイヤーに知られる「コスプレの聖地」。刀剣ブームによって刀剣キャラに扮する人も増えており、刀剣・日本刀の博物館として名古屋の地に位置する名古屋刀剣博物館でも刀剣コスプレの活動を応援しています。今回は、刀剣愛好家がより歴史を楽しめる刀剣コスプレの始め方をご紹介。刀剣コスプレが初めての方にも分かりやすい内容となっています。また、刀剣コスプレをする上でのマナーや注意点なども詳しく説明。ルールを守って楽しい刀剣コスプレを始めましょう。
刀剣コスプレを始める際のポイント
「刀剣乱舞」をはじめ、数多くの刀剣キャラがゲームや漫画・アニメなどで人気を博しており、今や多くのファンがキャラになりきるコスプレを楽しんでいます。
刀剣キャラに変身するにあたって必要なのは、「衣装」、「小物」、「メイク」の3つです。
刀剣コスプレの衣装を作ろう
コスプレで表現されるキャラクターは衣装に大きく影響されます。コスプレを楽しむためには衣装作りから始めましょう。
最初に用意するのは、裁縫セット。家庭科で使った裁縫セットでも十分に使えます。衣装作りを始めるにあたって特殊な道具をそろえる必要はありません。手持ちの物で良いので、まずはスタートすることが大切です。
衣装は、技巧を凝らそうと思えばいくらでも手をかけられますが、最初から凝った物を目指すとハードルは高くなってしまい、挑戦しようという意欲も削がれてしまいます。まずは、楽しむことを最優先に考えて取り掛かるようにしましょう。
コスプレ衣装の作り方は、インターネットや書籍で数多く紹介されています。公開されている作り方に沿って手持ちの裁縫道具で作ってみると良いでしょう。
また、コスプレ衣装専門店では既製品を販売しています。最初は、既製品を購入して自分なりにアレンジするところから始めるのも手です。
しかし、手あたり次第に購入していては、あっと言う間に高額になってしまうため、あらかじめ予算を決めてから必要な物を選んでいくことをおすすめします。
刀剣コスプレの小物はどうする?
刀剣コスプレには個性豊かな小物類も欠かせません。しかし、衣装を作りながら小物も自作となると、負担は大きくなってしまいます。すべて手作りである必要はないので、小物類は専門店での購入を検討することもおすすめです。
コスプレイヤー向けの専門店であれば、作品ごとに豊富なアイテムがそろっています。また近場に店舗がなくても、通信販売で買うことも可能です。自作する際の参考にもなるので、市販の小物を手に入れて、どういう作りになっているのかなどをチェックしてみましょう。
刀剣コスプレのメイクでキャラクターになりきろう
衣装や小道具がそろったら、いよいよ刀剣キャラに変身します。
キャラクターになりきるには、大胆なメイクが不可欠です。自分以外の人物になるわけですから、普段の化粧とは異なり、舞台俳優になった気分で思い切ったメイクを心がけましょう。
カラーコンタクトが必要な場合は、メイクが崩れないよう最初に入れます。ファンデーションは明るめを心がけ、アイラインはくっきりと描くことがポイント。
シェーディング(メイクで影を作るためのアイテム)を利用すれば、顔に立体感を出すことができ、彫りの深い顔立ちが作れます。
鏡を見ながら、メイクによって、できるだけキャラの見た目に寄せていきましょう。そして、容姿をキャラに近付けることができれば、刀剣コスプレはより一層楽しむことができます。
刀剣コスプレを撮影する際のポイント

刀剣コスプレが完成したら、その姿を写真に撮りましょう。 コスプレ撮影は思い出としてだけでなく、完成度のチェックにも役立ち、第三者目線で確認することで改善点が分かりやすくなります。
また完成度が高くなったことが分かれば、励みにもなるため、自撮りでその雄姿を写真に残しましょう。
刀剣キャラらしい身のこなしの研究を
刀剣コスプレを撮影する際のポイントは、そのキャラならではのポージングです。
ひと口に刀剣キャラと言っても、ひとりひとり際立つ個性を持っています。どれだけ衣装やメイクをそっくりに仕上げても、そのキャラらしからぬ立ち居振る舞いでは完成度は低くなってしまいます。
キャラの立ち居振る舞いや着こなしをより良く観察し、鏡を見ながら真似してみましょう。そのキャラらしい身のこなしを研究することで、コスプレの完成度はより高まっていくのです。
撮影時のマナー

イベント会場など、公共の場で撮影する際は、会場のルールを事前に確認しておくことが大切です。
イベントによっては、撮影可能区域が制限されていたり、一般参加者のコスプレが禁止されていたりします。ホームページやパンフレットに記載がない場合は、必ずイベントの主催者や事務局に連絡して確認しましょう。
問合せるときには、三脚や自撮り棒といった撮影機材の使用制限がないかなどもあわせて確認しておくと安心です。
撮影当日は、他の参加者や通行人の妨げにならないよう配慮し、撮影に最適な場所であっても長時間占有することはやめましょう。
コスプレイヤーのマナー違反は、キャラクター達にも影響します。誉れ高い刀剣キャラ達の評判を下げないよう、いつも以上に身を律して臨むことが大切です。
他の人に撮影をお願いされたとき
コスプレをしてイベントに参加すると、他のコスプレイヤーに撮影をお願いされることもあります。
「写真を撮ってもらえませんか」と言われたら、快く引き受けてシャッターを切ってあげましょう。相手のコスプレイヤーのポージングが参考になったり、撮影をきっかけにコスプレ仲間ができたりする可能性もあります。撮影時には、別アングルで複数枚撮ってあげれば、きっと喜んでもらえるはずです。
ときには「写真を撮らせて下さい」とお願いされることもありますが、抵抗があるなら丁重にお断りしましょう。肖像権や個人情報の問題もありますし、コスプレしているからといって撮影に応じなければならないわけではありません。
イベント会場でなら「今日は仕事を休んできたので」などと冗談めかして断れば、相手も笑って諦めてくれるケースも。臨機応変に対応しましょう。
まとめ
コスプレは、ファンタジックな二次元世界を追体験させてくれます。そのためには、自分が好きなようにやってみることが大切。はじめは完成度をそこまで追求しなくて良いので、まずは既製品を購入し、裁縫セットなどを使ってできることから始めてみましょう。
そしてコスプレをアレンジし、イベントなどで他の人のコスプレを見ていくうちに、自らの完成度も求めていきたくなるものです。
既製品をさらに加工したり、メイクにこだわったりして、よりキャラになりきってみましょう。「刀剣キャラになりたい」という心意気があれば、コスプレはもっと楽しくなるはずです。
ぜひ、あなたも刀剣コスプレの始めの一歩を踏み出してみせんか?
コメント
コメント一覧 (13)
すごく楽しそうなんだけどな。。
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