119_秋葉山本宮秋葉神社には国宝の刀剣も!

静岡県浜松市にある秋葉山本宮秋葉神社は、標高866mの秋葉山山頂付近の「上社」と山麓にある「下社」の2つからなる神社です。全国に約800社ある秋葉神社の総本宮であり、中世においては山岳信仰の場としても知られていた神社となっています。また秋葉山本宮秋葉神社には、数多くの刀剣が奉納されていることも歴女向けポイント。そんな秋葉山本宮秋葉神社の魅力や見どころを、歴女や刀剣ファンに向けてご紹介していきます。

秋葉山本宮秋葉神社とは

秋葉山本宮秋葉神社の歴史

秋葉山本宮秋葉神社」(静岡県浜松市)は、御祭神に火の主宰神であり文化科学の生みの親として崇められている「火之迦具土大神」(ひのかぐつちのおおみかみ)をお祀りしている神社です。

東海随一の霊山との呼び声も名高い「秋葉山」を神体山と仰ぐ神社であり、709年(和銅2年)に創建されたと言われています。

中世には「秋葉大権現」と呼ばれ、その御神徳は日本中に知られるようになり、朝廷からは正一位の神階を賜ります。

さらに、江戸時代になると全国に秋葉講が結成され、街道は参拝者で賑わうようになりました。

刀剣が奉納・展示されている神社・仏閣や宝物館をご紹介!
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秋葉山本宮秋葉神社の魅力

秋葉山本宮秋葉神社の上社は、古くから雲海に浮かぶように見えることで有名です。上社付近には、境内で最も古い構造物である「神門」や、地元天竜杉で作られた「西の閽の神門」(にしのかどもりのしんもん)があります。

また、秋葉山山頂の標高866m付近にあり、遠江や遠州灘をはるかに望むことができる金色の「幸福の鳥居」は、パワースポット好きな歴女であれば必見です。

秋葉山本宮秋葉神社の下社周辺は気田川の河川敷であることから、川遊びやキャンプ、鮎釣りの名所として人々に親しまれています。

秋葉山本宮秋葉神社で行なわれる神社行事

秋葉山本宮秋葉神社では年間を通して様々な行事が行なわれており、神社行事によって日本の四季を感じることができます。訪れる際は行事の日程を確認してから行くと、より楽しむことができるのでおすすめです。

特に毎年12月15日・16日に行なわれている「秋葉の火まつり」は、数多くの観光客が訪れる一大祭事です。火の神を奉じている秋葉山本宮秋葉神社ならではの祭事で、火難・水難・諸厄諸病を祓うために、弓の舞・剣の舞・火の舞の三舞が斎行されます

神殿奥深く奉安されている万年の御神燈から移された松明を持って舞う火の舞は、祭事のクライマックスにふさわしい荘厳な雰囲気で必見です。

また安産祈願や初節句、七五三や結婚式などの人生儀礼も随時行なっています。人の一生に寄り添った儀礼は、昔ながらの慣習のひとつ。人生の区切りのタイミングで行なうことで、新たな気持ちで人生を進むことができます。

家内安全や新築・増改築祈祷などの祈祷や厄除け、八方除けのお祓いも行なっているので、これらの儀礼を希望する方は電話で問合せてみるか社務所で申込んでみましょう。

秋葉山本宮秋葉神社の境内にある施設

119_秋葉山本宮秋葉神社の境内にある施設

秋葉山本宮秋葉神社の境内には上社だけでも11の末社があり、また歴史や由緒ある施設が数多くあります。

特に以下の6つは神社建築に興味がある歴女の方には必見なので、訪れる際はチェックしてみましょう。

神門
境内で最も古い建造物。諏訪三郎作と言われている華やかな彫刻がある軒下や、信州上諏訪の立川流の名工によって奉建された軒札も必見です。
西ノ閽の神門
平成13年に、御鎮座1300年記念事業の一環で竣工・造営された神門。四隅には青龍・朱雀・玄武・白虎の四神が施されており、その精巧な造りには目を見張るほどです。
幸福の鳥居
標高866mの場所に位置し遠州灘を臨むことができる幸福の鳥居もぜひ観ておきたいパワースポットです。その開放感と金色に輝く鳥居の荘厳さは、ここでしか感じられません。
本殿
上社の最高域にある本殿は、1986年(昭和61年)に再建された物。随所に散りばめられた神社建築技巧の数々を楽しめます。
遥斎殿
通称下社の遥斎殿は、1943年(昭和18年)に建立された社です。社殿横にある巨大な鉄製の「十能」、「火箸」は、火の神を祀っている秋葉山本宮秋葉神社ならではの物になります。
表参道
秋葉山一帯は天竜奥三河国定公園に指定されており、整備されている表参道も風光明媚。参詣者向けの茶屋や渡世場の跡、常夜燈や町石が残っており、古の情緒も感じられます。

秋葉山本宮秋葉神社の天狗みくじ

秋葉山には昔、天狗が住み着いていたと伝えられています。それに因み、秋葉山本宮秋葉神社では天狗にまつわる願掛けやおみくじがあるのも特徴です。

おみくじの形状は、天狗がおみくじを咥えている愛らしい形となっているので、おみやげにもなっておすすめ。

「天狗の皿投げ」は、3枚のお皿にひとつずつ願い事を書いて投射所から木々の間に設置された輪に向かって投げる願掛けです。風の影響もあって輪の中に入れるのは難しく、アトラクション感覚で楽しめるでしょう。

秋葉山本宮秋葉神社の見どころ

秋葉山本宮秋葉神社には、御神宝も多数収蔵されています。秋葉神社所蔵の貴重な刀剣をご紹介しましょう。

国宝・重要文化財の刀剣が御神寳

古来より多くの刀剣が献納されてきた秋葉山本宮秋葉神社には、国宝重要文化財に指定されている刀剣も収蔵されています。

  • 太刀 銘 弘次:1923年(大正12年)国宝指定
    1950年(昭和25年)重要文化財指定
    奉納者 今川左衛門仲秋
  • 太刀 銘 安縄:1922年(大正11年)国宝指定
    1950年(昭和25年)重要文化財指定
    奉納者 阿部豊後守

貴重な刀剣が奉納、収蔵されているので、刀剣ファンであればぜひ訪れておきたいスポットです。

数々の武将の名が記された刀剣も

秋葉山本宮秋葉神社には、有名武将の名が記された奉納の記録も存在しています。

足利尊氏長宗我部元親豊臣秀吉加藤清正といった、歴女であれば見逃すことのできない武将がずらりと並び、武田信玄による「折返銘 正宗」などの刀剣も奉納されているのです。

武田信玄のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。
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様々な時代の刀剣が展示

日本には、神社に日本刀を奉納するという文化があったことから、秋葉山本宮秋葉神社には平安時代から鎌倉時代・室町時代・安土桃山時代・江戸時代に作られた刀剣が収蔵されています。古来、深い崇敬を受けてきたこともあり、様々な時代で広範に亘って奉納されているところが見どころです。

特に「太刀 銘 安縄」は、平安末期から鎌倉初期に作刀が行なわれた刀剣。古備前派の作品ですが、現存している刀剣がとても少ないため、刀剣ファンなら一度は観ておきたい名刀です。

秋葉山本宮秋葉神社近くのおすすめ飲食店

秋葉山本宮秋葉神社近辺にある、おいしいお茶や食事が楽しめるおすすめの飲食店をご紹介します。

秋葉茶屋

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秋葉茶屋

秋葉茶屋」(あきはちゃや)は、秋葉山本宮秋葉神社斎館内(上社)にあるお店。自動販売機で食券を購入するという食堂スタイルのお店で、丼物や麺類など、ほとんどすべてのメニューが1,000円以下で食べられます。

おすすめは、秋葉山のふもとで育った椎茸を使った「大しいたけそば」と「大しいたけうどん」、地元春野町で採れた山椒を使った「もみじ田楽」。秋葉山の御紋でもある、もみじにちなんだ「もみじこんにゃく」や、おみやげにピッタリの「お茶のとも 秋葉豆」も販売されています。

気田川 憩の家

気田川 憩の家」(けたがわいこいのいえ)は、秋葉山本宮秋葉神社の下社から東の方角へ車で5分ほど進んだ気田川沿いにある和食料理店です。

地元で獲れる鮎を使った塩焼きが評判のお店で、毎年夏には「鮎のつかみ取り」や「BBQ」などのイベントも開催されています。

新橋屋

新橋屋」(しんばしや)は、秋葉山本宮秋葉神社の下社から東の方角へ車で4分ほどの国道362号線沿いにある和食店です。古民家風の雰囲気のあるお店で、鉄火丼やちらし寿司が人気。

地元の方からの人気も高く、法事などでもよく利用されるため貸切りになっていることもあるようですので、行く前には電話での確認をしておきましょう。

秋葉山本宮秋葉神社近くのおすすめ宿泊施設(ホテル)

秋葉山本宮秋葉神社近くにある、ビジネスや観光におすすめの宿泊施設(ホテル)をご紹介します。

旅館三浦屋

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旅館三浦屋

浜松市天竜区にある「旅館三浦屋」(りょかんみうらや)は創業69年を迎えるという老舗旅館ながら、家庭的でアットホームなおもてなしが魅力の旅館。

3タイプの客室は(4.5畳・6畳・12畳)すべて和室で、自宅のようにリラックスできる雰囲気です。朝食・夕食の時間や、チェックイン・チェックアウトの時間もできるだけ希望に合うようにしてもらえます。

「旅館三浦屋」の施設情報や口コミ、投稿写真、投稿動画をご紹介します。

旅人宿一二三屋

旅人宿一二三屋」(たびびとやどひふみや)は、秋葉山本宮秋葉神社の下社から車で30分ほどの山間にある宿となります。

予約が必要となっていますが、山菜や鮎、猪、鹿などを使った料理を味わうことや、バーベキューハウスの利用も可能です。

「旅人宿一二三屋」の施設情報や口コミ、投稿写真、投稿動画をご紹介します。

清流荘

清流荘」(せいりゅうそう)は、秋葉山本宮秋葉神社から、車で1時間10分ほど北上した佐久間町浦川にある宿。

JR東海・飯田線「上市場駅」からは車で4~5分、徒歩でも10分ほどなので、こちらを旅の拠点にするのもおすすめです。

「清流荘」の施設情報や口コミ、投稿写真、投稿動画をご紹介します。

秋葉山本宮秋葉神社と一緒に楽しみたいおすすめ観光スポット

秋葉山本宮秋葉神社を訪れた際に、ぜひ一緒に巡りたいおすすめの観光スポットをご紹介します。

瑞雲院

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瑞雲院

春野町堀之内にある「瑞雲院」(ずいうんいん)は、曹洞宗北遠三寺のひとつに数えられている名刹。徳川本家と同じ「三つ葉葵」を寺紋に持ち、江戸時代の初期には38ヵ寺の末寺を有していたという犬居城主・天野家の菩提寺です。

入口にある朱色の山門は、秋になると紅葉とマッチして美しい風景を織りなしています。

「瑞雲院」の施設情報や口コミ、投稿写真、投稿動画をご紹介します。

秋葉の火まつり

秋葉山本宮秋葉神社では、毎年12月15・16日に秋葉の火まつり(防火祭)が行なわれています。

これは、お祓いの中でも火で行なうお祓いは一番強いと言われているからであり、秋葉の火まつりは、第1に火災焼亡、第2に洪水波没、第3に諸厄諸病の難を逃れるために行なわれている祭事です。

炎の中を渡る火渡りや松明を運ぶ松明道中など、厳かながら迫力ある儀式が行なわれることもあって、毎年たくさんの参拝者が訪れています。

「秋葉の火まつり」の施設情報や口コミ、投稿写真、投稿動画をご紹介します。

まとめ

秋葉山本宮秋葉神社は、日本で最初の流通貨幣として知られている和同開珎が登場したのと同じ時代に創建されたと言われている神社です。

そのことから、いかに歴史のある神社であるかが分かります。標高866mの秋葉山山頂付近にある上社と山麓の下社からなる秋葉山本宮秋葉神社には、御神宝も多数収蔵されています。

なかでも、国宝・重要文化財に指定されている刀剣や有名な武将より奉納された刀剣は、歴女や刀剣ファンの方は特に必見です!

山の自然に包まれた上社と、河川敷にあり、キャンプ場や鮎釣りの名所として親しまれている下社という2つの異なった魅力を持つ秋葉山本宮秋葉神社へ、ぜひ歴史旅行してみませんか。

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