173_真田宝物館には真田幸村の刀剣が!

真田家は、江戸時代に長野県松代の地で栄えた一族です。もとは現在の長野県上田市真田町地域を本拠地としていた豪族でした。真田一族としては「真田幸村」(真田信繁)が特に有名ですが、江戸時代に松代藩を築いた真田の宗家は、兄「真田信之」の家系となります。長野県長野市にある「真田宝物館」は、江戸時代から明治時代に至るまで松代藩に伝わってきた大名道具や刀剣などを収蔵・展示している、歴女や刀剣ファンには外せない観光スポットとなっています。

真田宝物館とは

真田宝物館」(長野県長野市)とはどのような博物館なのか、施設についてご紹介します。

真田宝物館の魅力

真田宝物館では、真田家の歴史展示、及び企画展示の他、貴重な大名道具の展示があり、戦国時代から現代に至る歴史文化の移り変わりを体験できます。

館内ではボランティアガイドによる展示資料の説明や、当時の衣装や甲冑などの着用体験コーナー、オリジナルグッズの販売コーナーなどがあり、歴女や刀剣ファンの方なら、存分に楽しむことができる魅力いっぱいの博物館です。

真田宝物館の見どころ

歴女必見!真田幸村所用と伝えられている刀剣

真田幸村_13
真田幸村

真田幸村」は、「関ヶ原の戦い」にて、父「真田昌幸」と共に豊臣方に付き、また大坂夏の陣において徳川本陣まで迫ったその勇猛さから「日本一の兵」(ひのもといちのつわもの)と評された武将。

江戸時代では伝記物の主役としても取り上げられるようになりました。戦国武将のなかでも、特に歴女と呼ばれる歴史好きな女性からの高い人気を誇ります。

真田宝物館では、真田幸村所用とされている刀剣を収蔵は無銘ながら作刀は鎌倉時代末期頃の物とされており、これだけでも真田幸村好きな歴女や刀剣ファンであれば、観に行く価値のある1振となっています。

真田幸村のエピソードや関係する人物、戦い(合戦)をご紹介します。
真田宝物館の施設情報や口コミ、投稿写真、投稿動画をご紹介します。

刀剣ファン垂涎!真田家由来の刀剣が多数

真田宝物館には、真田家に伝えられてきた貴重な刀剣が多数収蔵されています。

国の重要文化財に指定され、武田信玄武田勝頼の2代に仕えた戦国武将「真田信綱」が用いたとされる「青江の大太刀」や、真田昌幸が朝鮮出兵の恩賞として豊臣秀吉から拝領したと伝わる「三原の刀」など、刀剣好きな方や真田家ファンである歴女の方には垂涎となる収蔵品が多く、見応え満点です。

そのなかでも、特に注目したい来歴を持つ刀剣が、青江の大太刀と呼ばれる「大太刀(青江)銘備中国住人○○」

に刻まれた銘の最後の部分はかすれて判読はできませんが、「真田家譜」によると「青江貞次の鍛えたる三尺三寸余りの陣刀」という記述があり、備中青江派貞次の作と伝えられています。

持ち主であった真田信綱は、父・真田幸隆と共に「武田二十四将」に数えられる武将です。武田家における信濃先方衆筆頭家格の武将として、華々しい活躍をしていました。

武田信玄亡きあと、真田信綱は武田勝頼の代で長篠の戦いに臨むことになり、騎馬武者としてこの大太刀を振るいながら敢闘するも、あえなく討ち死となります。

遺骸と共に信濃に帰還したこの大太刀は、物打ちと呼ばれる刃先部分に大きな刃毀れがあったのですが、そのまま研ぎに出されることなく真田家で保管。現代に至るまで、刃毀れしたままの状態であり、戦場帰りのその姿が代々伝えられてきた貴重な名刀です。

刀剣に関する特別展を開催

真田家伝来の品を多く収蔵展示している真田宝物館では、その収蔵品を活かした特別展を不定期に行っており、特に真田家に由来する刀剣に関する特別展示は、刀剣女子に非常に人気が高くなっています。

また貴重な歴史資料を観られる機会であるため、歴女の方であればイベントスケジュールは常にチェックしておきたいところです。

甲冑ファンも大満足!真田家伝来の具足2領

刀剣ファンだけではなく、甲冑ファンの方にとっても真田宝物館は見逃すことのできない博物館です。

甲冑においてまず注目したいのが、真田昌幸の長男で関ヶ原の戦いの際に父、弟と袂を分かち初代松代藩主となった「真田信之」の所用とされる具足。

真田信之は、歴女に人気の高い小松姫の夫としても有名な武将ですが、着用していた着物などから非常に大柄な人物であったとされています。そんな真田信之が身に付けていたと伝わるのが、「萌黄絲毛引威二枚胴具足」という甲冑です。

室町時代以降、武具に自分好みの意匠を施すことが流行となり、なかでも兜は形状の変化を生み出しやすいことから、様々な形の変わり兜が作られてきました。真田信之所用とされる具足の兜は、中国で用いられていた冠を模して造られた「唐冠」(とうかんむり)という形になっています。

唐冠形兜
唐冠形兜

この唐冠というスタイルは、兜の形容としてはとてもオーソドックスなタイプですが、まず被り物として自然な形であるという利点があり、また戦いに際しても実用的でもあったため、安土桃山時代に大変流行した形状です。

実用性が重視されているこの兜ですが、真田ファンならぜひ観てもらいたいポイントがあります。それは、兜のあちこちに真田のシンボルである六文銭のデザインがあしらわれていること。

「嬰」(えい)と呼ばれる突き出た耳のような部分があり、そこが透かし彫りになっているのですが、よく観るとその中心部分が六文銭となっています。兜だけでなく、胸部分や籠手などにも六文銭を見付けることができるので、近くで観覧する際に探してみてはいかがでしょうか。

また真田昌幸所用と伝わる「昇梯子の具足」もあり、こちらの具足は胴に描かれた斜め梯子の絵柄が目を惹く品となっています。長久の意味を表している昇梯子のデザインは真田昌幸の代名詞となっており、現代で描かれるドラマで真田昌幸が登場する際は、セットとして映り込むことも多い象徴的な具足です。

ミュージアムショップには真田グッズがいっぱい!

展示資料を観覧し終えたあとに、ぜひ寄っておきたいのがミュージアムショップ。宝物館所蔵資料を題材にしたグッズが勢揃いしているので、真田宝物館を訪れた記念として思い出に刻まれる品を入手できること間違いなしです。

こちらのショップの目玉商品となるのが、「青江の大太刀 実物大ポスター」。23×143㎝の実寸大であることが最大の魅力で、ひしひしと伝わってくる刀剣の迫力をいつでも楽しむことができます。

縮緬肌(ちりめんはだ)とも呼ばれる備中青江派の特徴が良く表れている美しい地鉄や、刃毀れしている様子までじっくりと観察できるので、刀剣ファンならぜひ持っておきたい一品。

その他にも魅力的な真田グッズが多数揃っていることや、過去に企画された「真田×刀」といった特別展示の図録などの書籍も入手できるので、刀剣ファン、真田ファンのどちらも楽しむことができるショップなのです。

真田宝物館近くの城下町おすすめ飲食店

173_真田宝物館近くの飲食店

松代城下町として栄えた、長野市近辺で食事を楽しめるスポットをご紹介します。

梅田屋

梅田屋」(うめたや)は地元で有名なお食事処で、定食屋と割烹の中間のようなお店です。

冠婚葬祭や宴会なども対応しており、お食事も新鮮な食材を用いた豪華な物から、手軽に楽しめる定食まで様々ですが、店頭にも看板を掲げているうなぎが自慢の逸品のお店となります。

日暮し庵

日暮し庵」(ひぐらしあん)は、真田宝物館からすぐ近くにあるお蕎麦屋さんです。

歴史ある城下町なだけあって武家屋敷風の外観が特徴的で、建物の一部は160年近くも前からの物を使っており、昔ながらの雰囲気が観光客の支持を得ています。名物となっている香りの良いお蕎麦に松代特産のとろろと麦飯のセットが人気です。

樽鮨

樽鮨」(たるずし)は、真田宝物館のすぐ目の前にある老舗のお寿司屋さんです。新鮮な魚介類を使ったお寿司は非常に美味で、ランチタイムには地元の方だけでなく観光客も多く賑わっています。

お寿司以外にも天ぷらや長芋を使った一品料理などもあり、居酒屋としての面も持ち合わせてお酒も楽しめるお店です。

真田宝物館近くのおすすめ宿泊施設(ホテル)

173_真田宝物館近くの宿泊

旅行や観光に便利な、真田宝物館にアクセスしやすいおすすめ宿泊施設(ホテル)をご紹介します。

ロイヤルホテル長野

ロイヤルホテル長野」は、信州旅行の拠点に便利なホテルです。上信越自動車道「長野IC」から約1kmと車でのアクセスがしやすく、長野県内への旅行や観光にも動きやすい立地が特徴。

また、広々とした客室は北アルプスの雄大な景色を望むロケーションとなっており、自然の美しさの中でのひと時を堪能できます。

国民宿舎松代荘

国民宿舎松代荘」(こくみんしゅくしゃまつしろそう)は、黄金色の天然温泉が楽しめる日本旅館です。

歴女必見の館内ロビーは武田信玄にちなんで風林火山をイメージしたデザインになっており、客室は和室だけでなく洋室も完備されているため、好みや人数に合わせて選べます。

毎分740リットル自噴する天然温泉が身体を癒し、四季の彩りが美しい日本庭園の眺めが心を癒すくつろぎの空間です。

旅館定鑑堂

旅館定鑑堂」(りょかんていかんどう)は創業200年という城下町ならではの歴史を持つ老舗旅館です。

旬の地元食材を使った料理は1品1品に手間暇をかけ、味だけでなく食事のバランスや健康を考慮しており、定鑑堂のおもてなしの心を体現しています。

真田宝物館と一緒に楽しみたいおすすめ観光スポット

173_真田宝物館近くの観光

真田宝物館へ行ったならぜひ一緒に回りたい、おすすめ観光スポットをご紹介します。

大英寺

大英寺」(だいえいじ)は、真田信之が正室・小松姫の菩提を弔うため建立したお寺です。

小松姫の肖像画をはじめ、念持仏や摩尼宝珠、懐刀など、歴女にもファンが多い小松姫ゆかりの品々が残されています。

長国寺

長国寺」(ちょうこくじ)は、真田一族代々の菩提寺として創建されたお寺です。

真田信之の祖父・真田幸隆が「真田山長谷寺」(しんでんざんちょうこくじ)を建立したことに始まり、真田信之の松代移封に伴って現在の場所へと移転された際に、お寺の名前も長国寺と改められました。

梅翁院

梅翁院」(ばいおういん)は、真田信之が、側室である右京及びその両親の菩提を弔うために創建したお寺です。

敷地内にあるお休み処では参拝で疲れた足をゆっくりと休ませることができ、おやきやお漬物でお腹も満足できるスポットとなっています。

まとめ

真田宝物館では真田家ゆかりの貴重な刀剣や甲冑を展示しており、特に刀剣についての特別展示やイベントが歴女の方に非常に人気です。

また、松代の街並みは城下町として江戸情緒の残る貴重な建築物も多く残っていますので、歴史旅行には最適な観光地となっています。

【関連サイト】
真田宝物館 真田昌幸 真田幸村(真田信繁) 武田信玄 武田勝頼 豊臣秀吉 小松姫 梅田屋 日暮し庵 樽鮨 ロイヤルホテル長野 国民宿舎松代荘 旅館定鑑堂 大英寺 長国寺 梅翁院
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